整理収納アドバイザー 源馬裕子
1代目の冷蔵庫はとても気に入っていました。
奥行きが45cmくらいで、とても使いやすかったです。
(※一般的には家庭用の大型冷蔵庫の奥行きは60cmくらいです。)
奥に置いた物をつい忘れたり、見落としがちになりますが、以前の冷蔵庫ではそれが少なかったように思います。
今、キッチン入り口のシンクの後ろ側に冷蔵庫がありますが、シンクに立っている時に夫が後ろをスムーズに通るのは少し厳しいです。
やはり次に買い換える時は薄型を検討したいと思います。
冷蔵庫の整理収納とお掃除は、春と秋に行うのがおすすめです。
冷蔵庫の整理収納とお掃除は、春と秋(春はできれば梅雨入りまで)に行うのがベストです。
それを踏まえて、早速、冷蔵庫の整理収納についてお伝えしていきます。
ポイント1
奥行きのある収納スペースで、奥の物を忘れたり見落とすのを防ぐ収納方法の1つに、奥まで無駄なく使える収納用品を用いるということがあります。
冷蔵庫の棚板と同じくらいの奥行きのあるプラスチックカゴを用いて、かごごと引き出せばあったことを忘れる、ということを防いでくれます。
かごには同じ分類の物を入れます。
例えば、我が家ではマーガリン、チーズ、ジャムは1つのかごに入れています。
透明容器に入れ替えて保管する、
賞味期限や保管始めの日をはっきりわかるラベルを貼る、
棚板の高さを使いやすいように調整する、などがあります。
現在の家庭用冷蔵庫は冷蔵室が上にある物がほとんどです。
そうなると使う人の身長によって上の方の物はかなり見にくくなります。
一番上の棚を一番高い位置にした場合、特にその奥に置いた物は視野に入らず、死蔵品になりかねません。
一番上には背の高い息子さんの物を置く、というご家庭もありました。
上手な利用方法ですね。
ポイント2
ドアポケットは工夫しないとごちゃごちゃしがち。
そんなに使わない物の賞味期限がいつの間にか過ぎていた、ということが起こりやすい所です。
私は必要のないポケットをはずしてしまいます。
また卵ケースも付属の物は外して、100円均一のプラスチックカゴを使っています。
上半分を取り外した卵パックごと入れられるジャストサイズの物です。
細かい食品を入れる容器としては、ペットボトルを切った物〔透明なのがいいですね。〇の形よりも□の形の方がスペースを有効に使えます〕や、牛乳パックやわさびなど薬味のチューブが入っていた箱を切った物、などを利用しています。
ポイント3
冷蔵庫に入れる物もお宅によって、個性があると思います。
我が家では、冷凍室に保冷剤がたくさんあります。
けっこうな容積を保冷剤が占めています。
夏場、スポーツドリンクの粉末を溶かしたものをペットボトルに何本も持ち歩くため、夫が保冷剤をたくさん使います。
私も仕事や買い物に持ち歩くことがありますので、たくさん必要なのです。
冷凍室では立てられるものは立てて並べるのが、
よく知られている収納方法です。
ですが、保冷剤は平らにして冷やさないとゆがんだ形になってしまいます。
蛇足ですが、夫はやわらかくなった保冷剤をくちゃくちゃのまま冷凍室に入れてしまい、その形で固まってしまうのがちょっとした私のストレスになっています。^^;;
ポイント4
冷蔵庫は清潔に保ちたいものです。
食品を整理する時に拭き掃除も一緒にしましょう。
汚れがひどい時は取り外しできる物は、はずして洗います。
野菜室はドアごと引き出して、ケースを洗うことができます。
大きいものはお風呂場で洗うと楽です。
冷凍室は汚れていないと思うかもしれませんが、意外とカスなどが出るものです。
チェックしてみましょう。
中にはドアごと取りはずるものもあります。
普段こまめに拭いているつもりでも、はずしてみると思った以上に汚れがあります。
今回、私も冷凍室を久しぶりに扉ごと引き出しましたが、
その下にホコリがたくさんあったことにとても驚きました。
一番下には脚カバーがついていますので、これも外してみてください。
床にたまったゴミやほこりがたくさんあるかもしれませんよ。
はまりにくい時は一番下の引き出しを引き抜いてからやると簡単にはまります。
いつもきれいな冷蔵庫は気持ちがいいです。
探し物がなくなれば省エネにもなりますし、食材の無駄もなくなります。
おおがかりな掃除ですと、かなり時間がかかります。
年に1-2度は是非行ってみてください。
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